■ 肩こり・腰痛の「コリ」と乳酸の関係についての詳しい説明
一般的に「筋肉が疲れると乳酸がたまる」「乳酸がコリや痛みの原因」といったイメージがありますが、現在の医学的な理解では
乳酸は肩こりや腰痛の“コリ”とはほとんど関係がありません。
乳酸は運動中にエネルギーを作る過程で出る副産物で、体内ではすぐに分解されてエネルギーとして再利用されます。
そのため、慢性の肩こりや腰痛のように
長時間続く筋肉の硬さや痛みの直接原因にはならない とされています。
では、肩こりや腰痛で感じる「筋肉の硬さ」「張り」は何によって起こるのでしょうか。
まず、
最も大きな原因は血流の低下です。
長時間同じ姿勢で作業をしていると、特定の筋肉がずっと緊張し続け、血液が十分に流れなくなります。
血流が落ちると酸素や栄養が行き渡らず、筋肉は疲れやすくなり、硬さが増していきます。
この状態が続くことで、筋肉が“ぎゅっと縮んだまま戻りにくくなる”ため、コリとして感じられます。
次に、
自律神経の働きも関係します。ストレスが多いと交感神経が優位になり、無意識のうちに筋肉が緊張し、肩周りや腰がこわばります。これも血流を悪化させ、コリを強める要因になります。
さらに近年注目されているのが
筋膜(きんまく)の滑りが悪くなること です。筋膜は筋肉を包む膜で、ここが固まったり癒着すると、可動域が狭くなり「つっぱる・重だるい」といったコリ特有の不快感が生じます。
また、筋肉の一部が強く緊縮して硬いしこりのようになり、周囲に痛みを飛ばす
トリガーポイント ができることも、慢性の肩こりや腰痛の大きな原因とされています。
このように、肩こり・腰痛のコリは
血流不足、筋肉の過緊張、姿勢の乱れ、筋膜の癒着、トリガーポイントなどが複合的に関与して起こる ものであり、乳酸が蓄積したことで生まれるものではありません。
したがって、
「乳酸がたまって肩がこる」という考えは現在の科学では誤解であり、本当の原因は“姿勢・血流・筋膜・ストレス”にある。
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