最近、患者様の中で「マーガリンはプラスチックと同じ製品で危険なの?」と聞かれます。
昔からよくマーガリンが体に悪いから、バターの方が健康的ということを聞かれた方も多いかと思います。
実際はどうなんでしょう。
マーガリンが危険であるといわれるようになったのは、マーガリンに含まれる「
トランス脂肪酸」が元凶。
このトランス脂肪酸は、血中の善玉コレステロールを減らし、逆に悪玉コレステロールを増やす特性があり、摂取しすぎると、動脈硬化や心臓疾患などの、健康被害を及ぼす要因となるわけです。
確かにトランス脂肪酸は摂取しすぎると、健康被害がでてしまいます。
では許容範囲は?
WHOや内閣府食品安全委員会をみても、日本においては、朝にパンにマーガリンを塗るぐらいで、トランス脂肪酸を摂取しすぎるということは、考えにくいという状況です。
そしてマーガリンはプラスチック成分でできているという報告は嘘です。
マーガリンの原料は、植物性や動物性の油脂でできています。
この動植物性油脂に水に食塩や粉乳などを混合したのが、
マーガリンです。
つまり、プラスチックでもなんでもありません。
マーガリン=プラスチックというのはただの根拠のない風説です。
ちなみにバターは牛乳から作られています。
牛乳から作られており、
また、トランス脂肪酸も含まれていないことから健康にはよいとされています。
ですからマーガリンよりバターの方が健康には良いとされていますが、大量摂取しないかぎりマーガリンも健康に害を与えるほど悪いものではないと思います。
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尾西整体療院
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